みなさんこんにちは♪
今日は塩ビシート【機械固定工法】についてお話したいと思います♪
塩ビシート機械固定工法とは…絶縁工法とも呼ばれ、防水シートを鋼板やビスによって固定する工法です。下地に直接シートを密着させないため、下地の亀裂や振動、目地の動きなどによる影響を受けにくいのが特長です(⌒∇⌒)
メリット…下地に影響されないため改修工事に適しており、保護塗装などの定期的なメンテナンスが不要です!
また、地震に強く、密着工法に比べ溶剤系接着剤の使用が大幅に少ないのもメリットです♪
デメリット…ビスを打つ際、振動や騒音がある。歩行に適さない。下地によって固定金具の選定が必要。下地の強度が足りない場合は事故につながる恐れがあることがメリットとして挙げられます。
密着工法とは…雨水の浸入を防ぐために防水層を何層かに重ねて、防水層と下地を完全に密着させる工法です。
防水には様々な種類と工法がありますので気になる方はぜひ一度お問合せください♪
【下地処理】
既存の立上りアスファルト防水を撤去します。
このままだと表面が凸凹になってしまうため、補修し平滑にしていきます!
表面が平滑でないと下地とシートが上手く接着しなかったり、空気が入ったりなど…せっかく新しくした防水層がすぐに劣化してしまうことに繋がります。
【下地調整】
次に立上り部にカチオンを塗布して下地調整を行います。
☆カチオンを塗布することで下地表面を強化し、防水性が上がります。また、表面の小さな亀裂などを埋めてくれるため凸凹した下地を整えてくれます(⌒∇⌒)
平滑で綺麗な下地をつくることが防水層の保ちを良くすることにもなりますのでしっかりと下地を整えます!
【絶縁緩衝シート】
次に平場に絶縁緩衝シートを張っていきます。
シートの敷設は『突き付け』とし(2つの材を加工することなくつなぐこと)、しわやふくれの無いようにします。
ジョイント部(パイプなどの接合部分のこと)はテープを張ります。
【固定金具の取付】
緩衝シートはディスク板で固定していきます。
これを機械固定工法といいます!
最初にお伝えした通り下地に直接シートを密着させないため、下地の影響を受けにくいのが特長です♪
【塩ビシート張り】
次に平場に塩ビシートを張っていきます。
シール材を使い、途切れのないように接合部をシールしていきます。
隙間があると水が入ってしまうためしっかりと隙間なくシートの接合部を処理していきます!
【塩ビシート張り】
接合後点検をして、不良個所を補修していきます♪
施工完了です(⌒∇⌒)
シワもなく綺麗に仕上がりました♪
【まとめ】
防水に限ったことではありませんが、長く使用するためには『定期的なメンテナンス』が大切です!
年に1~数回程度排水溝やドレンの周りの掃除をしたり、防水層をチェックすることをオススメします(^▽^)
・防水層の膨れ
・防水層の破れ
・色褪せ
・土砂や落ち葉で排水溝やドレンが埋まっていないか
特に…
に注意してチェックしてみてください!
定期的な点検・メンテナンスが長持ちの秘訣です♪
上記に当てはまることがあってお困りの場合やわからないことがあればお気軽にご連絡ください♪
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