山口県のとあるマンションにて長尺シートを貼っています①

施工実績

みなさんこんにちは♪
今日は山口県のとあるマンションにて長尺シートを貼っていますのでその様子をご紹介します。

その前に『長尺シート』ってなに?という方のために簡単にご説明します(^▽^)
長尺シートは、「塩ビシート」と呼ばれるものの1つです。
住宅の床材としてよく使われているフローリングに比べ、塩ビシートは経済性や耐久性に優れています。
設置コストが低いことや、メンテナンスがしやすく維持管理コストも少なく済むことから店舗・ビジネスホテル・公共施設といった多くの人が訪れる場所で頻繁に使われてきました。
こうした塩ビシートの特徴である経済性・耐久性の高さを追求した床材が、長尺シートと言えます。
表面は硬くクッション性がないため、衝撃に強く傷がつきにくいのが特徴です。
多くの人だけでなく、台車なども通過する店舗や事務所に適した素材なのです。
しかし、足腰への負担が大きいため、素足やスリッパで歩くことの多い場所にはあまり向いていません。
住宅の中で使われるとすれば、マンションの共用廊下やベランダといった耐久性が必要とされる箇所です。
場所ごとにあう素材は違いますので、最適な素材を選択しましょう!

長尺シートの施工方法①

既存シート撤去・ケレン

既存のシートを剥がします。
その後ケレンをし、床下地を平滑にします。特に、ドアチリや金物の所は丁寧にケレンします。
作業が終わったら埃やシートの端材といったゴミを集め、掃除します。

ケレン状況

外壁塗装などでも同様ですが、下地づくりが一番大事と言っても過言ではないほど下地の状態によって施工後の寿命が決まります!
上にいくら新しく、良いものをのせても下地が悪いと意味がありませんので、この記事を読まれた方はぜひ『下地づくりが何より大切』であるということを覚えておいてください(o^―^o)

下地調整

ケレンだけでは表面の凹凸を処理しきれないためモルタルを塗り、下地が平滑になるよう整えます。
下地が凹凸な状態のまま床材を貼ってしまうと、表面の仕上がりに影響が出てしまったり、継ぎ目が浮いてくるなど、キレイに施工できなくなってしまいますので職人の腕の見せ所です(⌒∇⌒)

長尺シートの施工方法②

長尺シート仮敷き

床材を傷つけないように包装紙を剥がし、シートを取り出します。
その後、仮敷きを行い、シートについている巻き癖や伸縮を取り除きます。
端部が傷んでいたり直線が出ない場合があるため端部の処理をします。
このひと手間が仕上がりの美しさだけでなく劣化のしにくさにも影響します!

接着剤塗布・長尺シート貼り

道具を用いて接着剤を塗布します。
ちなみに接着剤の塗布方法は施工面積やシートの種類によって変わるんです!
奥が深いですよね(o^―^o)!
接着剤の塗布が終わったら貼り付け可能時間内を守って長尺シートを貼りつけていきます。

空気抜き・圧着

シートと床材の間に空気が残らないよう空気を抜きつつローラーをかけて圧着します。
ここで上手く処理ができず中に空気が残っているとシートの剥がれやめくれといった劣化の原因になってしまうので丁寧に作業をしていきます!!

長くなりますので今回はここまでです。
次回の記事で続きをご紹介しますのでお楽しみに(⌒∇⌒)

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