
都会の喧騒を離れ、自宅で星空を眺めたり、心地よい風を感じたりできるルーフバルコニー。
その快適な空間を守るためには、定期的な防水工事が欠かせません。
しかし、防水工事の費用は一体どれくらいかかるのでしょうか?
種類によって費用は大きく異なり、追加工事の有無によっても変動します。
今回は、ルーフバルコニーの防水工事費用について、具体的な費用例や費用を抑える方法を解説します。
ルーフバルコニーの防水工事費用
防水工事の種類別費用相場
ルーフバルコニーの防水工事には、シート防水、塗膜防水、FRP防水など様々な工法があります。
シート防水は、耐久性が高く長持ちする反面、初期費用が高めです。
一方、塗膜防水は比較的安価で、手軽に施工できるのが特徴ですが、耐久性はシート防水に劣ります。
FRP防水は、シート防水と塗膜防水の中間的な性質を持ち、耐久性と価格のバランスが良いとされています。
具体的な費用相場は、シート防水で㎡あたり15,000円~25,000円、塗膜防水で㎡あたり5,000円~15,000円、FRP防水で㎡あたり10,000円~20,000円程度ですが、バルコニーの形状や面積、使用する材料によって変動します。
正確な費用は、専門業者に見積もりを依頼することが重要です。
㎡単価の目安
㎡単価は、使用する材料や工法、バルコニーの形状などによって大きく異なります。
例えば、高耐久性のシートを使用したり、複雑な形状のバルコニーであれば、㎡単価は高くなる傾向があります。
一方、比較的シンプルな形状のバルコニーで、標準的な材料を使用する場合は、㎡単価を抑えることが可能です。
ただし、安価な材料を使用することで、耐久性が低下し、結果的に長期的には高額な費用がかかる可能性もあるため、注意が必要です。
追加工事費用(下地処理など)
防水工事を行う前に、下地処理が必要となる場合があります。
下地処理には、既存の防水層の撤去や、ひび割れの補修、清掃などが含まれ、これらの費用は別途発生します。
下地処理の状態によっては、予想以上の費用がかかる場合もあるため、事前に専門業者に点検してもらうことをおすすめします。
また、排水口の修理や、周辺の補修工事なども追加費用として発生する可能性があります。
ルーフバルコニー防水工事の総費用例
例えば、10㎡のルーフバルコニーにシート防水を施工する場合、㎡単価20,000円として、材料費200,000円、施工費100,000円、下地処理費用50,000円とすると、総費用は350,000円程度となります。
これはあくまでも一例であり、実際の費用は、バルコニーの状況や使用する材料、業者によって大きく異なります。

防水工事費用を抑える方法は?
補助金・助成金を活用する
自治体によっては、住宅の修繕工事に対して補助金や助成金制度が設けられている場合があります。
ルーフバルコニーの防水工事も対象となる可能性があるため、お住まいの自治体のホームページなどで確認してみましょう。
これらの制度を利用することで、工事費用を大幅に抑えることができます。
適切な防水工法を選択する
防水工法は、耐久性や価格、施工性など様々な要素を考慮して選択する必要があります。
長持ちする工法を選べば、長期的なコストを抑えることができます。
一方で、初期費用が高額な工法を選んでしまうと、予算オーバーとなる可能性も。
それぞれの工法の特徴を理解し、バルコニーの状況や予算に合わせて最適な工法を選択することが重要です。

まとめ
ルーフバルコニーの防水工事費用は、工法、面積、下地処理の状況などによって大きく変動します。
正確な費用を知るためには、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。
また、補助金・助成金の活用や、適切な防水工法の選択によって、費用を抑えることも可能です。
快適なルーフバルコニーライフを守るためにも、適切な防水工事を行いましょう。
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