みなさんこんにちは♪
今日は前回の記事の続き、長尺シートの端部の処理といった仕上げの作業をしていますのでその様子をご紹介します♪
長尺シートの施工方法③
はみだし箇所の処理
シートが重なり、はみだしてしまっている部分を工具を使いカットします。
この後継ぎ目の溶接をするので、落とし込み工具を使って継ぎ目の落とし込みを行います。溝切り機を使い、継ぎ目をV字、またはU字にカットします。
継ぎ目とじ
溶接機器を使い、溶接施工を行います。
※この時、溶接機でゆっくり溶接棒を溶かしながら奥まで流し込むイメージで行います。
その後、余盛り部分のカットをします。
1回目のそぎ落とす時はトリムガイドを使って全体的に少なめにそぎ落とし、2回目は丁度良くそぎ落とします。
1回目で丁度良くそぎ落とそうとすると凹みんでしまい、やせて平らにならないのでこのように2回に分けてカットします。
溶接が終わると継ぎ目が引っ付きなくなるため、剥がれの心配がなくなります(⌒∇⌒)
長尺シートの施工方法④
養生
シート同士が隣り合った継ぎ目部分は溶接で処理できますが、それ以外の箇所は溶接できないため、シーリングで隙間を埋めていきます!
まずははみだし防止のための養生を行います。
シーリングには多くの方が知っている「家の隙間をふさぎ、防水性を高める」という用途以外にも、「接着剤として建材を固定する」ことや「雨漏りの応急処置」といったことにも使われています。
シーリング充填
シーリング材を充填し、隙間を埋めます。
この隙間が綺麗に埋まっていないと、シートの剥がれに繋がってしまうため丁寧に進めていきます!
シーリングヘラ押え
表面が平滑に、中に空洞ができないように職人技で押えつつならします。
ヘラ押えが完了したら、養生テープをとってシーリング作業完了です!
【ビフォー】
【アフター】
とっても綺麗に仕上がりました♪
これで長尺シート貼りは完了です(⌒∇⌒)
前回の記事でもお伝えしましたが、長尺シートは塩ビシートの特徴である経済性・耐久性の高さを追求した床材です。
多くの人や、台車などが通過する店舗や事務所に適した素材で、マンションの共用廊下やベランダといった耐久性が必要とされる場所に適している素材ですので興味のある方はぜひ一度ご相談下さい♪
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