屋根材の種類と耐用年数について解説!葺き替えが必要な状態のサインとは?

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みなさん、屋根の葺き替えのタイミングはご存じですか。
屋根材の耐用年数とその特性を理解することが、安全な家をつくる上で大切です。

この記事では、屋根材の種類についてと葺き替えが必要な屋根の状態について解説します。

□屋根材の種類とその耐用年数について

屋根材には6つの種類があり、それぞれに独特の特性があります。

1:スレート屋根

軽量で地震に強く、コストも抑えられるスレート屋根は人気の選択肢です。

しかし、他の屋根材に比べ耐衝撃性や防音性は劣り、10年に一度の再塗装が必要です。
耐用年数は25~30年です。

2:ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、耐久性や耐候性に優れた金属屋根材で、色彩の豊富さも魅力です。

しかし、断熱性や遮音性は低く、施工には熟練した技術が求められます。
耐用年数は25~30年ですが、15~25年でメンテナンスをする必要があります。

3:日本瓦

耐久性と遮音性に優れ、塗装メンテナンスの必要がない日本瓦は、耐用年数が50~60年と非常に長いのが特徴です。

しかし、重量があるため、屋根リフォーム時の葺き替えには向いていません。

4:セメント瓦

断熱性や防音性に優れている一方で、耐用年数は25~30年と比較的短く、定期的な再塗装が必要です。

5:アスファルトシングル

防水性、防音性に優れており、軽量で耐震性にも優れるアスファルトシングルは、海外でのシェアが高い屋根材です。
耐用年数は20~30年とされています。

6:トタン

耐用年数が短いものの、施工費用が安く、軽量で耐震性に優れています。
ただし、断熱性や防音性は低く、錆びやすいため、定期的な塗装が必要です。

□屋根葺き替えのサイン!これらの症状に注意!

屋根材の劣化状態を見極めることも重要です。
以下4つのサインに注意してください。

1:広範囲にわたるひび割れ・欠け

屋根の耐用年数が近づくと、ひび割れや欠けがおきやすくなってきます。
ひび割れた屋根材のかけらが落下する危険性があるので、早めに葺き替えをしましょう。

2:コケの繁殖

湿気を含んだ屋根ではコケが繁殖しやすく、屋根の強度が落ちることがあります。
コケが根付いたら葺き替えを検討しましょう。

3:屋根の柔らかさ

屋根に登った際にフカフカとする感触があれば、水が野地板まで浸透している可能性があるため、葺き替えが必要です。

4:雨漏り

天井や屋根裏に水が染みている場合は、雨漏りがすでに発生しており、葺き替えが必要です。

□まとめ

スレート屋根、ガルバリウム鋼板、日本瓦など、各屋根材にはそれぞれのメリットとデメリットがあります。
耐用年数が長い場合でも、定期的なメンテナンスが必要であることに注意してください。

また、ひび割れやコケの繁殖、屋根の柔らかさ、雨漏りなどの症状は葺き替えが必要なサインです。

当社は、地域密着型の塗装会社です。
山口市・防府市にお住まいの方で、屋根の葺き替えをしたい方は、ぜひ当社におまかせください。

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